ドライフラワーは「置くだけでおしゃれ」「水替え不要で長持ち」と、手軽に楽しめるインテリアアイテムとして人気です。しかし、なんとなく飾るだけでは、部屋が暗く見えたり、雑然とした印象になることも…。実は、ちょっとしたコツを押さえるだけで、グッとおしゃれに見せることができます。この記事では、ドライフラワーの魅力を活かしつつ、初心者でも簡単に取り入れられる飾り方や、お手入れのポイントまで詳しく紹介します。
ドライフラワーを飾る魅力と注意点
ドライフラワーの魅力とは
ドライフラワーは、生花を乾燥させて作られたインテリア用の花材です。
その魅力は、何といっても長期間楽しめること。水やりや手間がほとんどかからず、枯れる心配もありません。
ナチュラルな色合いや、くすみカラーが特徴的で、北欧風や韓国風などのトレンドインテリアとも相性抜群です。また、季節に合わせて花材を変えれば、手軽に季節感を演出できるのもポイント。
さらに、スワッグやリースにアレンジすることで、贈り物や特別な日のインテリアとしても活用できます。
飾り方を間違えると失敗する理由
一方で、間違った飾り方をしてしまうと、せっかくのドライフラワーが**「古びた印象」「ほこりっぽいイメージ」**になってしまうこともあります。
たとえば、暗い場所や雑多な場所に無造作に置くと、部屋全体がどんより見えてしまいます。また、色やサイズ感が周囲のインテリアと合っていないと、浮いてしまう原因に。
「なんとなくオシャレに見えない」と感じる原因は、飾る場所やバランスを考えていないことにあります。
おしゃれに見せる飾り方の基本ルール
飾る場所選びのポイント
ドライフラワーをおしゃれに飾るには、場所選びが重要です。
以下のポイントを意識してみましょう。
- 明るい場所に飾る
自然光が差し込む窓辺やリビングなど、明るい場所に置くことで、ドライフラワーの色合いが引き立ちます。 - 人目に触れる位置に飾る
玄関やリビング、トイレなど、家族や来客の目に留まりやすい場所がおすすめです。 - 高さや空間バランスを意識する
棚やテーブルの高さ、周囲のインテリアとのバランスを考えて配置すると、まとまり感が生まれます。
花の色や質感をインテリアに合わせるコツ
ドライフラワーをよりおしゃれに見せるには、インテリア全体との色合わせもポイントです。
- 部屋が明るい印象なら、白やグリーン系を取り入れる
- 落ち着いた空間なら、くすみカラーやブラウン系を選ぶ
- 異素材のフラワーベースやウッド・アイアン雑貨と組み合わせる
これだけで、より立体感やこなれ感がアップします。
飾る場所別!簡単おしゃれなアイデア集
リビングで取り入れるなら
リビングは家族や来客の目に触れる機会が多い場所。
以下のような飾り方がおすすめです。
- フラワーベースやガラス瓶にまとめて飾る
大ぶりの花材を数本まとめて飾るだけで、存在感抜群。透明なガラス瓶なら軽やかな印象に。 - 棚やサイドテーブルにさりげなく置く
本やキャンドルと一緒に並べると、生活感を消しつつおしゃれに見えます。
玄関やトイレに飾るなら
狭いスペースでも飾れるアイテムを選びましょう。
- 小さな壁掛けやリースで省スペース活用
フックやピンに吊るすだけで、スッキリした印象になります。 - 空間を明るく見せるアイテム選び
白やベージュ系の花材、グリーンを組み合わせて、爽やかな雰囲気に。
寝室やワークスペースに飾るなら
リラックスできる空間づくりを意識しましょう。
- 壁に吊るすスワッグやハンギング
床やデスクを邪魔しない、壁面を活用した飾り方がおすすめです。 - 作業や睡眠の邪魔にならない配置
視界や動線を妨げない場所に飾ることで、心地よい空間に仕上がります。
ドライフラワーを長持ちさせるお手入れ方法
ほこりを防ぐ工夫
ドライフラワーはほこりが溜まりやすいので、定期的なお手入れが必要です。
- ドライヤーの冷風をあてる
優しく冷風を当てることで、花材を傷めずにほこりを吹き飛ばせます。 - ケースやガラスドームに入れる
ほこりを防ぎつつ、インテリア性もアップするのでおすすめです。
色あせを防ぐポイント
ドライフラワーは光や湿気に弱いため、以下の点に注意しましょう。
- 直射日光を避ける
窓際でもレースカーテン越しなど、やわらかい光が当たる場所がおすすめ。 - 湿気が少ない場所に置く
浴室やキッチンの近くなど、湿度が高い場所は避けましょう。
Q&A・よくある質問
Q1. 100均のドライフラワーでもおしゃれに見える?
A.
100均のドライフラワーでも、飾り方や組み合わせ次第で高見えします。
シンプルなフラワーベースや、他のインテリア雑貨と組み合わせることで、100均アイテムとは思えない仕上がりになります。
Q2. ドライフラワーはどれくらい持つの?
A.
飾る環境や手入れによりますが、半年から1年程度楽しめるものが一般的です。
色あせや花材の劣化が気になったら、新しいものに交換すると、いつでも新鮮な印象を保てます。
まとめ
ドライフラワーは、手軽に部屋をおしゃれに彩ることができるアイテムです。
飾る場所や色選び、バランスを意識するだけで、グッとセンスよく見せることができます。
さらに、定期的なお手入れをすれば、長く楽しむことも可能です。
ぜひ今回紹介したポイントを参考に、あなただけの素敵なドライフラワーインテリアを楽しんでみてください。
用語解説
「スワッグ」
ドライフラワーやグリーンを束ねて壁に吊るす飾り。リースに比べて縦長で、ナチュラルで抜け感のある印象を演出できる。